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グラマトロジーについて 上
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- 本の長さ395ページ
- 言語日本語
- 出版社現代思潮新社
- 発売日2012/6/25
- 寸法19.4 x 13.1 x 3 cm
- ISBN-104329000296
- ISBN-13978-4329000293
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登録情報
- 出版社 : 現代思潮新社
- 発売日 : 2012/6/25
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 395ページ
- ISBN-10 : 4329000296
- ISBN-13 : 978-4329000293
- 商品の重量 : 559 g
- 寸法 : 19.4 x 13.1 x 3 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 153,998位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 哲学・思想 (本) - 5,081位
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記号の生誕プロセスからロジック/形而上学/イデアの起源に迫る名著
2025年7月19日に日本でレビュー済み本書はデリダの代表作であるとともに、最も難解な本である。
本書に関する解説は多数読んだが、どれも上巻の主要テーマである、「音声/ロゴス/民族中心主義を内側から転倒させる」というデリダの狙いを、デリダのキャッチコピーのようなキーワードをなぞるように紹介しているものが多く、その本質がどこにあるのかが見えてこない。
今回改めて本書を読んでみて感じたのは、本書の真価は下巻において展開される、詳細な「記号の生誕プロセス」にあるということだった。
人間の過剰な記憶能力によって、過ぎ去った現在/現前が、概念/イメージ/デリバティブとして再現前化し(差延作用)、身体反応を呼び起こす。この段階ではエクリチュールは心の揺れや叫びを表現する絵画や身振りという形態を取る。
次の段階としてエクリチュールが使い回されるようになってくると、エクリチュールは印影や象形文字のような形態へと変わっていく。
また、多様化したエクリチュール/記号/概念の間に優劣、好悪、善悪という差異が生じ、それが価値観や文化の誕生へと繋がっていく。
そして、それがロジック/形而上学/イデアなどの西洋思想を可能にしていった。そこではエクリチュールはアルファベットや代数方程式のようなものになっていく。しかし、それは記号が可能にした多様な文化の一変種に過ぎず、記号自体の中にはイデアのような絶対的な存在など無い。その根底にあるのは、我々が意識することすらできない差延作用/原エクリチュールである。
カント以降、多くの哲学者が人間の認識メカニズムを解明してきたが、その中で言語が果たす役割に次第に関心が移っていった。本書はそれをさらに深掘りし、記号の生誕プロセスを解明することで、人間の思考を可能にするメカニズムに迫った名著ではないかと思う。
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書物の終焉、制度
2013年12月9日に日本でレビュー済み書物の終焉、書きこみ、暴力。
現在のインターネット社会を予言していたように思える。
デリダ『グラマトロジーについて』
第一章 書物の終焉とエクリチュールの開始
……書物という概念は有限であれ無限であれ、シニフィアンの全体性の概念である。シニフィアンのこの全体性は全体性たりえない。シニフィエによって構築される全体性がシニフィアンの全体性に先立って存在し、その書きこみとその記号を管理し、概念性の点でそれと独立していないかぎりは。書物の概念はつねに自然の全体性を指しているが、エクリチュールの意味とは根本的に無縁である。それはエクリチュールの分裂から、エクリチュールの警句的なエネルギーから、後に特定するが、差異一般から、神学を、ロゴス中心主義を百科全書的に守るものである。私が書物とテクストを区別する場合、現在いろいろな領域でみられるような、書物の破壊がテクストの表層を露呈させる事態のことをいっているのである。その必要な暴力は、やはり必要だったひとつの暴力に相当する。
制度はデリダの用語だったらしい。
柄谷行人『日本近代文学の起源』にデリダへの言及があっただろうか。
デリダ『グラマトロジーについて』
制度という概念――したがって、記号の恣意性の概念――はエクリチュールの可能性の前、エクリチュールの地平の外側では考えられない。つまり、地平そのものの外側、書きこみの空間としての世界の外側、記号の放出と空間的配分への入口、差異の規制された戯れへの入口としての世界の外側では。たとえ、差異が「音声的」であるにせよ
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デリダ初期の代表作
2010年4月28日に日本でレビュー済みデリダ初期の代表作「エクリチュールと差異」については訳本が、日本語としてこなれていないという書評を参考にしたため、この本はどうかな?と半信半疑で購入しましたが、1970年代初頭という訳出した時期を考えれば、「エクリチュールと差異」よりはかなり読みやすいと感じました。もっともデリダ自身の思想は、初学者にはかなり難解なため、NHK出版から発売されている「シリーズ・哲学のエッセンス」のデリダはもちろん、ハイデガーなども読んでから、この本を読まれると良いかなと思います。このNHKのシリーズの「サルトル」を書かれた梅木先生が「どんな思想家にアプローチするにも、近道はない」と仰る通りです。
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足立先生のご苦労
2012年4月10日に日本でレビュー済みまあ日本語訳で読んで読めるかどうか知らないが、ルソーの「言語起原論」を解読、まあ岩波現代文庫的な精読をすると、西洋文明は音声中心主義だと分かるかといえば、それは学問の手続きとして全然ありえないのである。別にルソーはキリストじゃないんだからねえ。学問的意味はゼロ。
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大満足
2021年12月26日に日本でレビュー済み大満足
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