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組織論の名著30 (ちくま新書 1831)
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課題解決のヒントは、名著にある
近代組織論の古典から近年の著作まで幅広くセレクト。
組織に悩み、組織に生きるすべての人のための最良のガイド
私たち人間は、組織をつくることで繁栄を遂げてきた。20世紀に興隆する組織論は、企業組織のあり方の探究などきわめて実務的な面をもちつつも、他方で集団を形成し協働するという人間本性に根ざした学際的な学問だ。本書では、バーナード『経営者の役割』やウェーバー『支配について』といった近代組織の基底をなす議論から、リーダーシップ論、組織文化論、組織学習論、意思決定理論、さらにはオライリー&タッシュマン『両利きの経営』といった近年の著作まで国内外の名著30冊を精選。組織に生きるすべての人に向けられた最良のガイド。
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【目次】
はじめに
第1章 組織論の古典
第2章 近代と組織
第3章 合理的システムとしての組織
第4章 創発的システムとしての組織
第5章 組織におけるプロセスと人
第6章 現実への適用
第7章 組織の変革とイノベーション
あとがき
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- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2024/12/9
- 寸法17.3 x 10.6 x 1.5 cm
- ISBN-10448007662X
- ISBN-13978-4480076625
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 筑摩書房
- 発売日 : 2024/12/9
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 288ページ
- ISBN-10 : 448007662X
- ISBN-13 : 978-4480076625
- 商品の重量 : 210 g
- 寸法 : 17.3 x 10.6 x 1.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 84,560位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- ちくま新書 - 261位
- 実践経営・リーダーシップ (本) - 2,462位
- ビジネス実用本 - 3,226位
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著者について

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カスタマーレビュー
日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
経営者は本書を手引きとして「名著」を読んでほしい
2026年3月3日に日本でレビュー済み経営学や組織論は生きた学問である。そのため新しい理論やコンセプトが次々に誕生している。しかし本質をとらえた理論、研究はそう次々と生まれるものではない。
本書で取り上げられている著書は、いわば古典に属するものが大半であり、数々の批判にも耐えながら生き残ってきた。それだけ独自性と普遍性があるわけだ。
とくに本書を手引きとして古典を読んでもらいたいのは経営者である。組織の設計や経営を実践できる立場にあるからだ。現実の経営と理論とのすり合わせを行うだけでも新たな示唆が得られるに違いない。
著者の幅広い知識と深い洞察によって肉付けされた素晴らしい著書である。
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初期の組織論を再考する絶好の書
2025年1月10日に日本でレビュー済み20世紀になって興った組織論を、その初期の理論から現在までを概説しているのが本書です。
ひと通りは組織論(経営学)を知っているけれども、研究者ほど精通していない私のような立場の
者としては、組織論がどのように展開してきたのかを時系列とテーマの2軸で知ることができる絶
好の書でした。
反面、一つひとつの解説がやや中途半端になっているのは残念でした。
私が本書で面白いと思ったのは、初期の組織論を振り返ることができた、あるいはそのきっかけを
得たことです。フレデリック・テイラーの『科学的管理法』と、マックス・ウェーバー『支配につ
いて』の官僚制は、いまではほとんどがネガティブな意味で使われているけれども、当時は画期的
であり、かつある種、人道的にもポジティブな面がありました。なによりこの両者は、現代の企業
組織にまでその原型をとどめて脈々と受け継がれているところをみると、プラス面を見直す価値が
ありそうです。
上記は、実態以上にマイナス面が強調されている典型例ですが、逆に実態を越えてプラス面がひと
り歩きしているのは、フリッツ・レスリスバーガー『経営と勤労意欲』で描かれているホーソン研
究です。たかだか100年程度遡った時代の話であっても、虚実が入り混じっていて真相(おそらく
は、明暗の両面があるのでしょう)は藪の中です。
本書で取り上げられている名著30は、すべてが実証的に正しいとはいえないにせよ、「経営思想」
として大きな影響を及ぼしたものであり、これからその影響が世に広がっていくものもあります。
この本を読んで率直に感じたことは、気になる古典は全文を読みたい、でした。
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初心者にはちょっと難解。
2025年1月12日に日本でレビュー済みちくま新書名著30シリーズ前回のメディア論30は、知っている本が10冊、知っていて読んでいた本が5冊で、この本自体がたいへん面白く、楽しい紹介に誘われて、その後6冊読んでしまったので、たいへん有用な読書であったと思う。
それで、今回の『組織論の名著30』だが、目次を見て呆然としてしまった。30冊の中で、知っている本はウェーバーと『失敗の本質』とドラッガーの3冊だけで、読んだことがあるのは、ウェーバーと『失敗の本質』の二冊だけだったからだ。
組織のあり方ということに全く興味がなかったわけではなく、題名に組織とつく本も読んではいる。しかし、本書に出てくる組織論は大部分が「企業経営」視点の組織論である。そういう「企業経営」組織論にはさほど関心がなく、これまで「読め」という指示がなかったこともあって、ほとんど読んでいない。
しかし、せっかくの機会なので、知らない世界のガイドブックを読むつもりで、一日16頁ぐらいの速度で読んでいき、無事最後までたどり着いた。
さすがに、初心者にはちょっと難解で、どこまで理解できたか心もとない。著者の解説が面白かったのは、2『経営行動』、7『科学的管理法』、9『組織デザイン』19『行動意思決定論』、20『仕事と人間性』、21『マネジャーの仕事』、22『静かなリーダーシップ』、23『企業の中の男と女』の8冊。
それで、せっかく本書を読んだので、発展学習として名著を1冊ぐらい読んでみようと思うのだが、上記の8冊のうちで文庫化されているのは1冊しかないようだ。で、その文庫の古本を注文した。
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名著30は妥当な数か
2025年5月5日に日本でレビュー済み名著30という数の多さからくる残念な点が、大きく二つある。
まず第一は、各章の中身の薄さである。これでは、各名著のほんの一部分しか垣間見ることができない。
第二に、各章における名著といわれる書籍、つまり各項間のつながり、研究上の連続性に関する言及がほとんど見当たらない。専門的知識を全く持たない読者にとっては、章立ての括りの意味・内容はわかりにくいのではないだろうか。
著者、および編集の在り方に甚だ疑問を感じざるを得ない。
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組織論を学ぶための最良の入門書
2024年12月27日に日本でレビュー済みある学問領域を学ぼうとすると、何から読み始めれば良いのか、わからないことがよくあると思います。
本書は、組織論の碩学である著者が、組織論を学ぶために最適な名著を選書してくれています。
選び抜かれた30冊の名著について、簡潔明瞭に書かれた背景やポイントがまとめられています。
中には読みこなすのが難しい古典的名著も多々含まれますが、読みやすいように例示や意訳などの工夫が施されていてスラスラと読むことができます。
著者の解説を読むことで興味が湧き、原典にも当たりたくなるのではないでしょうか。
組織論をはじめて学びたい方や改めて学び直したい方にとって最適なテキストです。
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とても良質なブックガイド
2024年12月25日に日本でレビュー済みとても良質なブックガイドです。
『経営者の役割』、『科学的管理法』のような古典中の古典から、『失敗の本質』『イノベーションのジレンマ』『両利きの経営』といったビジネスパーソンにも馴染みのある書籍まで紹介されています。
既に読んだことのある書籍は復習や新たな気づきに、未読の書籍については概観の理解の助けになりました。個人的には、紹介されていた未読の書籍のうち『DECの興亡』『静かなリーダーシップ』は是非とも邦訳を読んでみたいと感じました。
また良かった点として、書籍についての批判も紹介されていることが挙げられます。例えばハーズバーグの『仕事と人間性』で展開された、動機づけ-衛生理論は多くのビジネスパーソンにも知られています。しかし、研究法そのものへの批判や、追試の結果、動機づけ要因と衛生要因が独立的に作用しないという結果が見られたことが紹介されていました。
一方で、選書の骨太さゆえにまさにこれから組織論を学んでいきたいというような方には少しハードルが高いガイドでもあります。まずは同じ著者の『はじめての経営組織論』(有斐閣)のような入門書からエントリーするのが良さそうです。
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不朽の名作から最新の研究知見まで
2025年1月13日に日本でレビュー済みタイトルの通り、組織論の名著を偏りなく学ぶことのできるブックガイドである。
聞いたことがあっても骨の折れる古典については、具体的な読み進め方や著者の体験、そして現代の企業組織の現実に置き換えるなど、工夫を凝らした解説を楽しめる。
後半に日本人研究者による最新の組織論が紹介されている点も興味深い。学問としてはより普遍的であることが求められる一方で、日本の企業組織に属する読者には、日本人研究者による研究知見がより現実的に適用可能なものとして理解を深めることができる。
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筆者の自分語りが多すぎる
2024年12月21日に日本でレビュー済み名著紹介が目的なら、短い分量の中に、書籍のエッセンスや学説史上の意義、実務上の応用可能性などについて手際よくまとめる力量が求められる。何を書くかよりも、何を書かないかの選択眼が大切。
本書は、紹介対象となる書籍の説明はそこそこに、自分語りが全面に出てくる。筆者が大学でどんな授業をしているのかとか、ゼミでどんな工夫をしているとか、私は全く興味がない。書物を人工知能に要約させてみるのもいいが、その結果を否定するのであれば、それを読まされる身には時間の無駄でしかない。初めからその材料は捨てるべきだろう。
こういう書き方が許されるのは、斯界の泰斗・碩学であると誰もが認める第一人者のみでしょう。
というわけで、本書を読む暇があるなら、いきなりそれぞれの原典に当たった方が良いと思われる。
(2025年1月追記)
東大名誉教授である高橋伸夫氏の「組織の思想史」が公刊されました(日経BP2025)。
バーナード「経営者の役割」、サイモン「経営行動」、マーチ=サイモン「オーガニゼーションズ」、トンプソン「オーガニゼーションインアクション」、ワイク「組織化の社会心理学」を軸として、テイラー、チャンドラー、アンゾフ、両利きの経営なども触れられています。組織論の骨格を明らかにすることが目的であり、数多くの本を細切れに紹介することには否定的です(後書き354頁)。泰斗による自分語りも織り込まれているので、本書と比較してみると良いでしょう。
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