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ゴールデンタイムの消費期限 (角川文庫)
購入オプションとあわせ買い
小学生でデビューし、スランプに陥っていた高校生小説家・綴喜文彰。また傑作を書けるようになると誘われ、あるプロジェクトに参加する。向かった山奥には、料理人、ヴァイオリニストなど5人の元・天才たちがいた。彼らのミッションとは、AI・レミントンの力を利用し、天才として世間に返り咲くこと――。借り物の才能で幸せになれるのか? 天才ではない自分に価値はあるのか? 等身大の悩みが胸に突き刺さる、共感必至の青春小説!
解説・桜庭一樹
- 本の長さ368ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2024/1/23
- 寸法10.5 x 1.3 x 14.9 cm
- ISBN-104041143160
- ISBN-13978-4041143162
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA
- 発売日 : 2024/1/23
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 368ページ
- ISBN-10 : 4041143160
- ISBN-13 : 978-4041143162
- 商品の重量 : 1 g
- 寸法 : 10.5 x 1.3 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 615,698位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- ロシア・東欧文学研究 - 1,613位
- 角川文庫 - 5,783位
- 日本文学研究 - 7,212位
- カスタマーレビュー:
著者について

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カスタマーレビュー
日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
AI(人工知能)が深く関わる小説として、これはとても興味深く、ぐいぐい読み進めていくことができました。
2024年1月25日に日本でレビュー済みここしばらく、興味を持って注目している〈AI(エーアイ。人工知能)〉が深く関わる小説だったこともあり、ぐいぐいと読み進めていくことができました。
かつて〝天才〟と称えられた登場人物たちがもがき、苦しむ描写は、見ていて辛いものがありました。
しかし、彼らが交流を深めていくなかで、それぞれの道を選びとっていく姿は、胸に刺さるものがありましたね。
作品の最後のほう、「エピローグ」がなんかじんと心に沁みて、目頭が熱くなりました。
そうそう。御堂将道(みどう まさみち)って登場人物が出てきます。《デビュー戦から二十七戦無敗だった最年少棋士(きし)》角川文庫 p.39 て文章読んだ時は、「なんか、今をときめく藤井聡太八冠みたいじゃん」て思ったんですね。でも、読んでいくうちに、人物像がどんどんかけ離れていって‥‥。途中からは、「棋界の天才・藤井聡太ってよりも、努力と信念の棋士・永瀬拓矢に近い人物やな」と、脳内で勝手にイメージして読んでました。
角川文庫では、桜庭一樹(さくらば かずき)さんの「解説」も、良かったです。新しい視点でもって、斜線堂有紀(しゃせんどう ゆうき)作品を楽しむツボを教えてもらったかなと、そんな気分になりました。
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ん?はあっても、やっぱり読む手が止まらない作品!
2021年4月1日に日本でレビュー済みまずは、読む手が止まらない作品だった。
どうなるの、続きはどうなるんだ、と最後まで続きが気になる。
やはり、優れた作品なのだと思う。
その上で、いくつか気になる点を。
集められた才能者たちが、
プロジェクトの内容に、多少の反感を覚えても
すぐに、まあいいか・・・となるのが、軽く違和感。
それぞれ追い詰められている人たちだからだろうか、
と思ってみるが、
追い詰められているから悪魔の囁きでも握りしめるんだ、
という描写ではない。
まあいいか、という調子なのだ。
自分の才能・存在価値を機械に明け渡すことに
人は、もっとためらいを覚えないのだろうか、
それともリアルな人間はこういうものなのだろうかと悩む。
ヴァイオリンは確かに、一音一音を教える教師もいるそうだけど・・
しかし、真の教師はそのような教え方をしないとも聞いた。
個人的には、それは
数学の答えだけ教えて、どう解くのか、何故なのかを
まるで教えないまま、回答用紙に答えを書かせるようなものだと思うのだが。
そういう意見は登場人物からは出なかった。
(みんな不参加だと話が進まないだろうけど)
とは言え、それぞれの背景を描く手並みは本当に見事。
そんな経験など無縁の、凡人の読者にも
これはひどい、これはキツい環境だ、と思わせる。
機械のようだったプロジェクト主催者にも
最後に裏の思いや、人間味を垣間見せさせる。
とてもよく、人間を描けていると思う。
そしてだからこそ、この人たちがどういう選択をするのか、
どうなっていくのか気になって、読む手が止まらなくなる。
と誉めたところで、結末は・・綺麗にまとめたかなという気持ちもする。
しかし、それは作者の力量のせいではなく、
才能ある者があきらめる、その選択が読者にとって苦しいから
なのかもしれない、とも思う。
どうしてあきらめられるんだ、
そんな選択をどうしてできるんだ、
その葛藤はすこんっと、本作品では触れられていない。
登場人物たちにとってはその苦しみはすでに、
これまでの軌跡でとっくに反芻しつくしているが故の、
すこんっ、なのかもしれないが、読者はすこし、置いてけぼりだ。
本としてはここでまたもたつくと、エンターテイメントでなく
文学作品になってしまうので、これで良いのだろう。
それに、最後のどんでん返しも、予想を超えていて、やはり
この作者の見事さを思わせる。
しかし、全く個人的な嗜好なのだが
虐待やニートの問題に取り組んでいる身としては、
なぜあきらめられるのか
どうやって違う道を見つけられるのかは、知りたかった。
予定調和ありきでなく。
たぶん、ニートがその立場から抜けられない、その理由に
大いに関わるポイントではあったと思う。
とは言え、繰り返しになるがそこまで含めようとすると
文学作品になってしまうので・・
おそらくその答えは、この作品を読んだ読者一人ひとりが
考えていくべきものなのだろう。
長くなったが、結局そこまで考えさせる
(そしてこうして感想を書かずにいられなくさせる!)
ほどに、読む者をぐいぐいと惹きつける作品であったと思う。
4.8星くらいを捧げたい。
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面白い
2022年4月22日に日本でレビュー済み一気に読み終えた
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元天才を蘇らせることはできるのか?
2021年1月30日に日本でレビュー済み子どもの頃から天才と呼ばれる子どもが増えてきた今、こういう子どももいるんだろうなと思いつつ読み進めた一冊。
子どもの頃から天才、いわゆる、ギフテッドはどんなことに悩んでいるのか?
そして、天才と呼ばれ、その才能を発揮できなくなった時どんなジレンマを抱え、現実を乗り越えていくのか。
人工知能レミントンによるプロジェクトは、元天才達の時に心を揺さぶり、ヒントを与え、進んで行く。
個人的には、子どもの頃から天才ともてはやされることが必ずしも幸せではないのかも、そんな印象を受けました。
もちろん、才能を開花させることは、素晴らしいこと。でも、商用目的となると色々ジレンマにぶつかる。そんなはずじゃなかったのに…子供心には、厳しい気がした。
同時に、人工知能が何に得意なのか?不得意なのか?ということについても理解が深まる一冊でした。
小説が描けるわけじゃない。では、何なら助けてくれるのか。そして、人工知能をうまく使って新作を出せるのか?先の気になる展開でした。
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30年後のAIはどうなっているのだろう。天才は必要とされているのだろうか。
2022年1月23日に日本でレビュー済み「神童も大人になれば只の人」を国家プロジェクト目線で書き上げた作品。本作の登場人物ほどではなくても、進学校に入れば秀才ばかりとか、野球の強豪高に入ればエースで4番だらけとか、プロ野球に入れば引退するまで二軍暮らしとか、世間ではよくある話。
しかし、さすが斜線堂先生。相変わらず抜群に面白い。読み出したらページをめくる手が止まらない。意図的かどうか分からないが、あえて深いところには下りて行かずに、挫折する人、継続する人、只の人のままその分野で足掻き続ける人、を読み手が納得するように見事に描き分ける。その力量はとても素晴らしい。エンディングとして相応しいのかどうかよく分からないラストシーンも、とりあえず納得。
しかし、斜線堂先生自身はどうだったのだろう。勿論ギフテッドではなかっただろうが、かつての神童ではあったのだろうか。主人公の路線変更に何か含むところがあるのか、少し気になる。
最後に、雲雀博士は明らかに浮いている。必要なかったんじゃないかな。備藤さんに兼任させれば良かったのに。
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AIの未来
2021年2月12日に日本でレビュー済み若くして才能を開花させたがその後伸び悩む面々が1か所に集められ、AIとの融合で再度輝くことが出来るのか。
青春ものとしては登場人物達の葛藤をもっと深堀りしてほしかった。
それぞれの心の内が通り一遍に感じられ、きれいな物語として終わってしまっている。
面白いのだけど、読了後の印象は薄くなってしまう。
近未来的な設定になっているけど、実際はすぐにこのような実験は行うことができる現実が来るかもしれない。
芸術的な感性の面はAIでもなじまなそうではあるが、このようなヒントを与える形は融合性高いであろう。
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理由は良く分からないが、読後感がとても心地よかった
2021年6月14日に日本でレビュー済み年末のミステリランキングで高評価された作品を書かれた作家さんですが、本作はミステリではありませんでした。
良くあるといえば、良くある、悩める若者の成長を描いた作品です。
では、つまらないかといえば決してそんなことはなく、なかなか印象深い物語で、爽やかな読後感も心地よいものでした。
何が良かったのかは良く分かりませんが、おそらく登場人物たちの自分自身との折り合いのつけ方が単純な二元論ではなく、バリエーションに飛んでいたことが要因の一つだと思います。絶対的に正しい選択肢など無い中で、自分自身が納得できる選択肢を見つけ出していくという物語が読んでいて心地よかったのだと思います。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しください - 星5つ中5つ
涙が浮かびました。
2021年1月14日に日本でレビュー済み登場人物それぞれが笑顔の裏でかくして背負うものを胸が痛くなるほど伝わってきます。
途中涙を浮かべる事もありました。
こんなにも手が止まらなかった小説は初めてだったように思います。
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