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バガボンド(29)(モーニングKC)
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六十余戦無敗だった男「宮本武蔵」を、井上雄彦が圧倒的画力で描く超話題作!
七十人斬りの咎で囚われた武蔵。命と引き換えに、深く傷付いたその右足は、武蔵に剣を捨てることを迫る。殺し合いの螺旋から逃れられるーー。そう思いながらも、武蔵は、燃え残る剣への執着に煩悶する。
- 本の長さ194ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2008/11/28
- 寸法13 x 1.6 x 18.3 cm
- ISBN-104063727505
- ISBN-13978-4063727500
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商品の説明
著者について
明治25年8月11日、神奈川県生まれ。少年文学の傑作となった『神州天馬侠』をはじめ、生涯に『親鸞』『宮本武蔵』『三国志』『新・平家物語』『私本太平記』『新・水滸伝』等多くの作品を発表し続けた。昭和37年9月7日死去。
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カスタマーレビュー
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日本からのトップレビュー
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よき
2026年6月8日に日本でレビュー済みフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しください - 星5つ中5つ
自由
2026年6月12日に日本でレビュー済み33巻まで何度も読みましたが、この巻が1 番好きです。
武蔵と沢庵の会話がとにかく深い。
「それぞれの生きる道は、天によって完全に決められていて、それでいて完全に自由だ。根っこのところを天に預けている限りは」
この言葉を見て、今は、人はいつか死ぬ。
これは人が生まれた瞬間から天によって必ず決められていること。
逆に言うと、天によって死ぬことが完全に決められているからこそ、その死ぬまでの時間は完全に自由に使うことができる。
だから、その死という根っこを天に預いるんだから、死は恐れず前に進めという意味だと解釈しました。
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歴史に残る本
2020年9月28日に日本でレビュー済み沢庵和尚との問答の中で、今までの自分を振り返り、新たな自分を作り上げていこうとする武蔵。
剣の道、誰かに勝つか負けるかという中で生きてきた武蔵にとって、苦しい苦しい問答だったと思う。
しかし、その対話の中で、言葉にしたことが重みと広がりたるや。
マンガです。剣の道なんて現代の私たちにとって関係のないものです。
ただ、この漫画の言葉は、わたしたちによく響く。
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我執をすてる方法。
2013年9月7日に日本でレビュー済み人間を一番苦しめているものは、ほか
ならぬ自分の我執だろうと思う。人間単体
ではこんなに醜悪な生き物はないだろうなと
思う。独善的だし利己的だし、なによりも一番
自分が可愛いときている。それが我執。また,
いくら他人に迷惑をかけまいと思っても、自分の
思わぬところで恨みをかってしまうこともままある
だろう。それに(東電のように)人間の都合で環境を汚染し
てしまっても、なんら悪びれることもない。つまり、
人間は人間だけの思うままに、生きてしまってはいけ
ないように思う。(なにがアンタの自信を支えているんだ。)
人間の運命。それは自分の預かり知らぬところで
誰と出会うか、誰のもとに生まれるか、どんな体に
生まれるかは、決まっているんだろう。それでも
「完全に自由」というなら、結局そんな外的条件に
囚われるな。気にかけるな。とにかく心の真ん中を天
(み仏)に預けておけ。そうすれば安心立命の境地に
身を置くことができる。安心とは{恐れなくてもよい。」
ということである。「こころを真ん中に置くこと。」「失敗
しても、それもまた良し。」である。また、そういう捕ら
われから自由になれた時、あらゆるパフォーマンスが
できるんだろう。そこに「無限」は存在する。
そこで「我執」を捨てる方法である。やはり我執とは
恐れから発するものだと思う。自分のプライドや身を守るために
相手に警戒心をだき、怒りを呼び本来の自分を出せない。それが縛り
となって無限を殺す。我執を捨てるには、心の根っこの部分を
天(宇宙的意思)に預ける。天に恥じない人間になる。心に天を抱
く、運を天にまかせる、などがあげられるだろう。とにかく、天と
意識的かつ積極的につながることによって、「大いなる安心」を得、
自分を縛る(恐れから発する)我執から「開放」を得られるのだと思う。
[追記]そういえば良い話がありました。確か教育評論家の先生の
話だったと思うけど、「天気のいい日に、青空を見上げてごらん。
気持ちいいでしょ。そんなときは、天があなたを愛していると感じ
ていいんですよ。あなたは平等に、天に愛されているんですよ。」
なんてね。それじゃあ、雨や竜巻はどうなんだっていう事ですけど。
だけど単純な自分は、秋の青空をそんな気持ちで仰いでみると、単純に
「ありがたいなぁ。」と思えてくるから、天に感謝です。さようなら。
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「それぞれの生きる道は、天によって完全に決められていて、それでいて完全に自由だ。根っこのところを天に預けている限りは」
2017年4月11日に日本でレビュー済み沢庵の言った言葉の意味。我執を捨てる。天と一体になるとはどういう事なのか。
釈迦が悟ったのは空。
空とは何一つとして実態がなく全て縁起によって生じているという事。
自我も例外ではない。
あるのは縁起によって生滅するダイナミズムのみ。
悟るというのは自分もその全体の現れの一つだと気付く事。観察者、自我という妄虚の完全消滅。
そこには必然しかなく起こるべくして起こっている完全性のみ。
圧倒的、否定しようのない現実。
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愛らしい命、沢庵と武蔵
2014年8月10日に日本でレビュー済みこの巻で、初めて沢庵の本心が描かれます。
ここまで到達するには、井上雄彦氏のどんな探求があったのか、
しのばれます。
作り手が、真剣に手抜き無く読み手と向き合うとき、
こんなにまで深く真理を得なければいけないのか・・・
だから、こんなに「バガボンド」はすごいのです。
この沢庵の台詞は、きっと本物です。
そして、そんなすべての真理への想いが、画力によって現され、
なんとすごい漫画になっているのでしょう。
この巻を読んで、ほんとうに「ありがとう」と作者に感謝します。
愛らしい沢庵と武蔵という命。
心に刻み込まれました。
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強さとは何か。
2012年1月25日に日本でレビュー済み70人の敵を倒した武蔵。
しかしそこに勝利者の陶酔はない。
倒した相手と倒された相手。
勝った者と敗れた者。
その違いはどこにあるのか。
この巻は、沢庵和尚と武蔵の禅問答のようです。
天下無双の男にして、強さとは何かに辿りつく場面でしょうか。
宮本武蔵が日本人にとって特別な存在であり続けるのはまさにこの姿勢にあるでしょう。
哲学的な命題をセリフと絵で表現する著者の並々ならぬ精神エネルギーを感じています。
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たくあんによる人生相談
2008年12月9日に日本でレビュー済みのような内容です。
武蔵のこれからのこと、今までしてきたこと、人は何のために生きるのか?などを牢屋の中で話し合います。
たくあんと話せば話すほど武蔵が【無刀】に近づいていく様な気がしました。
言葉のあやと言いますか、面白い表現や例えなどを交えた会話もあり、たくあんみたいな人生論を語ってくれる上司がほしいなと心から思ってしまいました。武蔵が羨ましい。
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