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私はこの本の5章までしか読んでいません。しかしアリストテレスの演繹法に対し、帰納法を取り入れ、科学の始祖と言われるフランシス・ベーコンや、古典力学の大成者ニュートンに関し、私がこれまで読んだ文献からは得られなかった情報を含め簡潔に書かれています。日本にも戦時中、原爆研究があったことや、20世紀、最大の発見のひとつと言われる、DNAの二重らせん構造を決定したノーベル賞受賞者、ワトソンとクリックの研究の背後にあった研究における競争が引き起こしてしまうドロドロさ、というのも、聞いたことがありましたが、この本に簡潔に書かれていて、知ることが出来ました。1996年に発刊された本ですから、当時の最新の考え(情報)というのは古びてしまいますが、科学の史実書として読むなら、一読の価値はあります。全部読んでいないので星4つです。
科学技術の歴史を技術社会学から述べたもの。昨今、話題の発明や知的財産、科学技術政策であるが、それらを詳しく理解するために必要な歴史的バックグラウンドを与えてくれる。
「科学技術の社会変容」については書かれてあったものの、どうすれば新しい科学技術が誕生するのか?という部分には、突っ込んだ記述が見られなかった。そこが僕の目的からは外れていました。
しかし、ポリエージェントや同時的に発明が生まれるという議論は、たいへん勉強になった。